赤ちゃんがおもちゃをペロペロと舐めているのはよく目にしますよね。ただ、あまりにも舐めていると心配してしまう親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんがおもちゃを舐める理由などについてお話したいと思います。
●おもちゃを舐める理由について●
①お口で感覚を確かめているから
赤ちゃんにとってお口の感覚はとても重要です。お口の感覚を感じられないとミルクや母乳を飲むことができなくなってしまいます。
生後3か月頃から手足が自由に動かせるようになると、指しゃぶりや手を舐める、手で掴んだおもちゃを口に持っていって舐めたりするようになります。
②歯が生え初めるためムズムズしてしまうから
生後5か月頃になると乳歯が萌出し始めます。その影響で歯茎がムズムズして気になってしまいます。よだれの量が増えたなあ。おもちゃを噛むようになったなあ。と感じることが増えたら歯の生え始めかもしれません。また、この頃くらいになると離乳食もスタートする時期です。おもちゃを口にいれて舐めることができる、歯固めをカミカミできるようになるとスプーンの拒否感も軽減されますよ。
●おもちゃを舐め始める時期●
おもちゃを掴み、口に入れる動作ができるようになる4か月頃からおもちゃを舐め始めます。1歳を過ぎると、お口の感覚で物を確かめなくとも目や手を上手に使い理解できるようになります。そのため、1歳~1歳半頃にはおもちゃをなめる頻度が減ると言われています。
「おもちゃ舐めそろそろ終わるはずなのに。早く終わらないかな、、、」と思うかもしれませんが、おもちゃを舐めないようにするよりも、誤飲の心配がない安全なものを気が済むまでたっぷり舐めさせてあげる方が脳の刺激にもなり、赤ちゃんの発達にも繋がります。赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと成長を見守ってあげてくださいね。
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