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NS外山

こどもの性教育はいつからしたらいいの?

子どもへの性教育が最近はいつから推奨されているかご存知でしょうか?

赤ちゃんの時からです。

もちろん赤ちゃんに何か特別に教えるのではありません。

赤ちゃんを着替えさせる時は不必要に裸にしない(もちろん全身を観察する際や必要な時はしても問題ないです!)、オムツ換えの時に声をかけるなど保育園等でも行われてきています。


自分の体についてわかってくる2−3歳からはプライベートゾーン(水着で隠れる部分、口)は大切なところだと教えます。もう少し大きくなってきてからは、プライベートゾーンは自分だけが触っていい場所、他の人に触らせない、触らないということを教えていきます。もし触られるようなことがあったり、嫌な気持ちになるような事を家族を含め他の人にされた場合は、逃げる、すぐにまわりの大人に言うよう伝えます。未就学児むけに、プライベートゾーンや性暴力への対応について描かれている絵本が最近は数多くでているので、それらを使って楽しく学ぶのもよいかもしれません。


また、赤ちゃんはどうやって生まれてくるのか、4、5歳児になると色々興味を持ちます。女の人には赤ちゃんの育つお部屋と赤ちゃんの卵、男の人は赤ちゃんの種を持っており、それが出会って赤ちゃんができる、といったお話をすることもあります。またお母さんとお風呂に入る際に生理についてお話しておく事もおすすめです。


小さいからまだわからないのでは?と思われがちですが、小さいうちだからこそ正しい知識を偏見なく受け入れることができます。また、5歳位になると赤ちゃんが生まれるのは奇跡的なこと、お互いの身体について大事にしあわないといけない、等子どもにもよりますが理解できるようになります。


小学生、中学生、高校生、と大きくなるにつれてより詳しく生命の誕生、避妊や性感染症、性的マイノリティーについて学んでいきます。

実は日本は性教育については後進国です。大人の性についての知識は他の国に比べても低いものとなっており、先進国と言われる国で、性感染症が増加しているのも日本だけです。

ここ数年、そのような流れを変えよう、子どものうちから正しい知識を身につけようという動きになっています。子どものうちから自身の体を守る、他の人も大切にすることが重要です。


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