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NS青木

アトピー性皮膚炎

◆アトピー性皮膚炎って?

「赤くなる」「小さいブツブツができる」「皮膚が厚くなる」など痒みのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

慢性的とは1歳未満であれば2ヶ月以上、1歳以上であれば6ヶ月以上継続している状態です。


◆現れやすい部位

乳児、学童:顔や首、腕の内側や膝の裏側、足首や手首、ひどいと胸や背中

思春期、成人:上半身、顔、首


◆アトピー性皮膚炎が悪いままだとどんな影響がある?

乳幼児期のアレルギーは、成長するにつれていろいろなアレルギー症状が出たり消えたりしていく特徴があります。これをアレルギーマーチと呼びます。

最近では、乳児期の皮膚感作からその後の食物アレルギーや喘息の発症につながると言われています。

また、顔や目の周りの湿疹が長引くと視力障害を起こすこともあります。痒みが強くて日常生活に支障が出たり、睡眠障害が起こり成長が障害されたり学習に支障が出ることもあります。

なので皮膚をツルツルの状態に維持することはとても大切です。


◆アトピー性皮膚炎の治療

炎症のない状態を続け、皮膚のバリア機能を回復させるために

①薬物療法(ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、JAK阻害薬)

②スキンケア

③悪化要因の対策

の3つが治療の基本です。

民間療法と呼ばれる治療がありますが、データで実証されている治療法ではありません。気になる湿疹がある時は小児科や皮膚科に相談しましょう。

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