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ST松尾

サルコペニア肥満

サルコペニア肥満は、サルコペニア(筋肉が減る)と肥満(脂肪が増える)の状態です。

通常の肥満よりも生活習慣病などにかかりやすく、運動能力、特に歩行能力を低下させるため、寝たきりになるリスクを高めます。

高齢者だけでなく、食事制限ダイエットや運動不足によって、若い人たちにも予備軍が見られます。食事を制限すると身体に必要な栄養素が減り、筋肉も衰えていきますが、筋肉が減少しても、脂肪は燃焼されずに体内に残ってしまうのです。

サルコペニア肥満の予防には、筋肉を育てて脂肪を燃焼させる運動や食事を摂ることが効果的です。いくつになっても、食事で必要な栄養をきちんと摂って体を動かすことが、健康維持のための両輪なのです。


・食事

カロリーは控えめに、野菜とともに肉や魚、乳製品などいろいろなものをバランスよく食べることで、筋肉を作り出す良質なタンパク質を摂取することができます。とくに高齢になると動物性タンパク質の摂取が少なくなる傾向がありますが、肉や魚は筋肉をつくるために欠かせません。意識してとるように心掛けましょう。


・運動

ウォーキングをするときも、ただ歩くだけではなく、腕をしっかり振って歩きましょう。歩く速度に変化をつけたり、コースに坂道や階段を含めると、筋肉増強により効果的です。また筋肉を収縮させる「筋トレ」と、リラックスして伸ばす「ストレッチ」の組み合わせも効果的です。 筋肉が伸びることで、血流も良くなります。


運動習慣と食事習慣の改善は今日からでもすぐにできるものです。

生活を充実させるためにも、少しずつ改善を積み重ねていきましょう!


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