top of page
ST竹下

ビジョントレーニングってなあに?

皆さんはビジョントレーニングという言葉を聞いたことはありますか?簡単に説明すると「目を鍛える訓練」です。

元々はアメリカ空軍のパイロットの訓練法として開発されたそうですが、近日では「LD(学習障害)がある人々の識字能力の向上」や「運動能力の向上」に有効であるとの報告が多く発表されています。実際に私たちも療育や学習面のフォロー、発達障害児に対するアプローチの一環としても活用していたりします。


⚫︎どうして目のトレーニングが必要なの?

発達障害と診断された方々は、視覚機能に困難を呈していることも少なくなく、ビジョントレーニングによって運動の機能改善や勉強や課題での成績向上が期待されているからです。


⚫︎視覚機能とは?

① 眼球運動:目を動かす、ピントを合わせる力のことです。

② 視空間認知:色や形、位置を把握する力のことです。

③ 目と体の協応:目で見た情報から判断し体を動かす力のことです。

療育が必要な児の多くは「視覚優位」といわれることが多いです。視覚優位であると、目と手の協応が進みやすいなどの現象も多く見られます。


⚫︎何歳くらいからできるの?

未就学児から可能です。3〜12歳くらいは特に適応期で成人するまでに視機能のベースが整うとされてます。


⚫︎ビジョントレーニングで期待できる効果

諸説ありますが、前頭前野の活性化にも繋がるとの報告も多くあり、学習面のみならず対人関係や計画性などにも期待できそうです。


最近は書店で取り扱っている場合も多く、手軽に数分でできるトレーニングです。みなさんもビジョントレーニングを始めてみませんか?


最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page