健常な人でも夕方には浮腫みのために靴がきつくなることがあります。
むくみは医学的には「浮腫」と呼ばれる症状で、組織の中に水分が溜まってしまった状態です。浮腫みは生理的・一時的なものがほとんどですが、中には心臓や血管・腎臓などの深刻な病気の症状としてあらわれる物もあります。
では原因を詳しく見ていきましょう!
●原因
毛細血管には小さな穴がたくさんあります。常に周りの細胞と水や酸素、栄養の交換などのやり取りをしています。ここでたとえば心臓のポンプ機能が落ちて血液の流れが悪くなると足の血管に血液のうっ滞・交通渋滞が起こりますすると、血管の中が血液でパンパンになり血液中の水分が血管の外・細胞の周りに漏れだし、浮腫となります。
下肢浮腫をきたす主な疾患としては以下のものが挙げられます
①うっ血性心不全
②腎疾患(ネフローゼ症候群、急性腎炎)
③肝硬変
④甲状腺機能低下症
⑤ダイエットや食欲不振による栄養失調
⑥薬剤性浮腫
⑦特発性浮腫
⑧静脈性浮腫(下肢静脈瘤・慢性化し静脈不全、深部静脈血栓症)
⑨リンパ浮腫
⑩麻痺性浮腫
⑪過剰な塩分の取りすぎ
⑫アルコールの過剰摂取
⑬冷え
⑭女性特祐の浮腫み
1)妊娠中
2)生理前 等によるホルモンの働きによって浮腫む
●対処法
①寝る時に布団か枕を足の下に置き足を少し高く挙げる。目安は寝た状態で5㎝~10㎝程度足を高くする。
②座っている等長時間同じ体制の時は、前に椅子を置いて足を挙げる。等足を挙上する時間を長くする
③足の先からふくらはぎに向けてマッサージを行う。
④きつめの弾性ストッキングを履く
~まとめ~
足のむくみが気になる場合は一度病院を受診してみてはいかがでしょうか?
特別な病気が無ければ安心。上記の対処法で浮腫みを改善しましょう!
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