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NS青木

乳幼児のスキンケア

◆スキンケアの重要性

乳幼児の皮膚は大人の半分ほどの厚さです。また水分や皮脂がとても少なく、皮膚が乾燥したドライスキンになりやすい状態です。乳幼児の皮膚はバリア機能が弱く、病原菌やアレルゲンなどが侵入しトラブルが起こりやすくなっています。そのためスキンケアがとても大切です。


◇石鹸の選び方

石けんは添加物が少ないものがおすすめです。

市販されている泡で出てくる石けんを使うと便利です。

◇泡で洗う

汚れを落とすにはたっぷりの泡で洗うことが大切です。

もし、固形石けんしかない場合は泡だてネットなどでキメの細かい泡を作ると良いです。


◇身体の洗い方

乳幼児は関節のしわ、首の脇など皮膚が密接しているところやくびれが多くあります。しわやくびれをしっかり伸ばしながらたっぷりの泡で汚れを落とします。ガーゼやタオルなど刺激のあるものは避けて素手で洗いましょう。


◇保湿剤の塗り方

主治医の指示がある場合はそれに従って塗りましょう。

入浴後水分を拭き取ったら皮膚の乾燥を防ぐためにできるだけ早く保湿剤を塗りましょう。

保湿剤の効果をしっかり出すためには適切な量を塗りましょう。人差し指の第一関節から指先までの量を大人の両手のひら分の面積に使う量が適切とされています。

また、すり込まずやさしく均一に伸ばす程度で良いです。


◇よだれや口周囲の汚れ対策

乳幼児はよだれが多く、かぶれることもあります。濡れたタオルなどでやさしく拭き、保湿剤を塗ると良いです。また荒れている時には離乳食などの前にワセリンで保護してあげると悪化を防ぐことができます。

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