今日は、離乳食や幼児食で注意が必要な食材についてお話します。
①はちみつ、黒砂糖
乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは絶対に使用してはいけません。パンや菓子類に含まれている場合もあるので、要注意。
黒砂糖や井戸水にもボツリヌス菌が含まれる可能性もあるので避けた方がよいです。
②青魚
DHAが含まれるので積極的に食べさせたい!ですが、アレルギーが出やすいため、まずはマグロなど赤身魚に慣れてからがよいでしょう。あじ、さばは9〜11か月以降。さんま、いわしは青魚な中でも脂質が多いので、あじやさばに慣れてから、1歳以降がよいかと思います。
③ごま、ひじき
ごまは栄養価は高いがアレルギーが出やすいので、7〜8か月頃からすりつぶして少量から。1歳以降から粒のまま食べられますが、すりごまにした方が消化吸収が良いです。
ひじきは赤ちゃんは食べにくいので、9〜11か月頃から柔らかくゆでたものをあげましょう。
④水道水
そのままあげるのは、7、8か月以降で。地域の水道事情や住宅事情にもよりますが、6か月頃までは沸騰させて冷ましたものを飲ませましょう。
⑤ピーナッツ、銀杏
ピーナッツアレルギーは重篤な症状が出る危険性があるので、与えるときはすりつぶすかペースト状のものを少量から。粒のまま与えるのは、小さく砕いたものでも3歳以降。少し大きい子どもでも、ゆっくりかみ砕いて食べさせましょう。
銀杏は食べ過ぎると食中毒になるおそれがあるのてま、幼児期以降の摂取でも注意が必要です。
⑥ハム、ソーセージ、ベーコン
塩分、食品添加物が多いので、豚肉に慣れて1歳以降に添加物の少ないものを少量からにしましょう。
⑦ちくわ、はんぺん、かまぼこ
ちくわとはんぺんは塩分、食品添加物が含まれているものが多いので1歳以降に。かまぼこは弾力もあり噛みにくいので注意しましょう。
⑧そば
そばアレルギーは重篤な症状が出る危険性があるので、食べさせる場合は離乳食を卒業してからにしましょう。
その他、卵、小麦、甲殻類やバナナ、やまいもなど初めて召し上がるお子様には注意が必要なものが様々ありますので、様子を見ながら少量ずつ食べさせましょう。
以上となります。
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