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ST竹下

嚥下体操やをやってみよう!

皆さんは嚥下体操をご存知でしょうか。食べるための筋力アップ、誤嚥予防、廃用予防ができるとっても簡単な体操なんです。今回は嚥下体操の手順を簡単にお伝えしていこうと思います。


●嚥下体操の手順●

①姿勢

椅子に腰掛けてリラックスした姿勢をとりましょう。


②深呼吸(各10回)

お腹の膨らみが感じられるようゆっくり大きく深呼吸をします。


③肩の体操(各10回)

肩を上に持ち上げてストンとおろします。

次に前に10回、後ろに10回大きくぐるぐると回します。


④首の体操(各5回)

最初はゆっくりと下を向く、上をむ見るように前後に動かします。

次に後ろを振り向くように左右に動かします。

最後に耳と肩を近づけるイメージで左右に倒します。


⑤頬の体操(各5回)

頬を膨らます、すぼめる動作を行います。


⑥口の体操(各5回)

大きく口を開ける、ぎゅっと口を閉じるを繰り返します。

次に「い」の形を作るように口を横に引き、最後は「う」のように唇を丸く突出させます。


⑦舌の体操(各5回)

舌を思いっきり前に出しその後元に戻します。

次に左右の口角にタッチするように動かします。

最後に唇をぐるりと舐めます。右回し、左回しどちらも行うとより効果アップです。


⑧発声訓練操(各5回)

大きな声で「あー」と声を出してみましょう。


⑨咳払い

最後に大きく咳払いをしましょう。

※痛みがないように無理のない範囲で実施してください。


●嚥下体操はいつ行えばいいの?●

一番良いタイミングは、お食事の前です。

嚥下体操を行うことで、唾液がよく出るようになり、飲み込みやすく、そして食べやすくなります。時間がある場合は、テレビを見ながら、お風呂に入りながらでも良いかもしれません。首などの凝りもほぐれてリラクゼーション効果もありますよ。


簡単にお伝えしましたが、大切なのは無理をせず毎日継続していくということです。

お食事の前の準備体操だと思い、皆さんで楽しみながら実践してみてはいかがでしょうか。


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