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NS多鹿

夏に生じやすい赤ちゃんのオムツかぶれの原因 肛門やおしりが赤い時の対策!

●オムツかぶれとは?

→オムツかぶれとはオムツが直接ふれる性器やおしり、太ももの盛り上がった部分、オムツのギャザーが当たる部分などが赤くなったり時にはじくじくただれる症状の皮膚炎のこと。


●オムツかぶれの原因

→オムツかぶれは赤ちゃん自身の肌が何らかの原因で弱くなっている時におこりやすいものです。下痢をしていたり、夏に汗を掻きやすくなるなどオムツの中の温度や湿度があがってムレが生じます。ムレによって皮膚はふやけた状態になり傷つきやすくなってしまいます。また新生児や乳児は特に皮膚(角質層)が薄く、皮膚を守る防御機能が未発達であることや免疫機能が低いという事がオムツかぶれの原因としてあげられます。


●オムツかぶれの対策

1,できるだけ頻回にオムツを替えてあげる

 おしっこやうんちで皮膚を汚れたままにしない事。おむつ替えの時はおしっこやうんちだけではなく汗も綺麗に拭いてあげましょう。性器やおしり、太ももとの境目、皮膚が重なり合っている皺の部分など汗や汚れが溜まりやすいところは清潔にしてあげましょう。


2,うんちの時はおしりを洗ってあげるのが効果的

 ~ご自宅でのうんちの洗い方~

 ①まずは赤ちゃんの皮膚についているうんちを拭き取ります。

 ※男の子の場合:睾丸のしわや裏側も丁寧にふきとりましょう。

  女の子の場合:必ず前から後(お腹側からおしり)の方向に拭き取りましょう。

 ②お風呂か、ご自宅にある場合は桶の中にぬるま湯を入れて用意します。

 ③まずはおしりをぬるま湯に付け拭き取れなかった汚れをふやかします。

 ④泡ボディソープ等で優しく洗います。(※この時つよくゴシゴシせずに優しく洗ってあげましょう)

 ⑤最後に柔らかいタオルやガーゼでおしりの湿気を十分に取ってあげてから新しいオムツを付けます。


3,スキンケアが大切

 赤ちゃんや乳児の皮膚はみずみずしく見えますが、実際は皮膚(角質層)が薄い状態ですので皮膚の防御機能や免疫機能が未熟な状態です。薄くて傷つきやすい為ベビーワセリンやベビーローション、保湿クリーム等を塗ってあげ皮膚のバリアを作ってあげることが大切です。入浴後やおしりを洗いしっかり水分を拭き取った後おしりまで全身に塗ってオムツかぶれを防いであげましょう。


※かぶれがなかなか治らない時は

頻回にオムツを替えていて、おしりを洗って保湿をしていてもなかなか赤ちゃんのお肌の状態が良くならない時は、医師に相談しましょう。


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