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NS大久保

子どもと排便コントロールについて

今回は子どもの排便コントロールについてお話していきます。

新生児のころはミルクと一緒に空気を飲んだり、消化の機能が未熟なため、お腹が張りやすくなっています。乳幼児期は食事によって便の性状が変わり、排便を我慢することで便秘になることが多いです。子どもが便秘になりやすいタイミングは固形の食事が始まった時、トイレトレーニング中、入園・入学のタイミングで起こりやすいです。



ここからは排便コントロールをする上でのポイントについてお話していきます。


① 生活習慣

食物繊維を多く含んでいる食事にしたり、水分を多めにあげることも大切です。また、決まった時間にトイレに行って、便座に座る習慣をつけることも大切になってきます。体を動かすことでも腸の動きが活発になります。

★便秘におすすめの食事★

リンゴやバナナ、ジャガイモ、サツマイモ、ヨーグルトなどの食材を毎日の食事に取り入れることや、便を柔らかくしたり、腸の動きを良くする働きのある油を摂取することもおすすめです。油はスープにオリーブオイルを入れてるなどしてください。また、オリゴ糖の摂取も腸内環境を整えることが出来るため、オススメです。


② ケアについて

「の」の字マッサージや綿棒での肛門刺激があります。まず「の」の字マッサージはおへそを中心に優しくマッサージをしてください。綿棒での肛門刺激は大人用の綿棒にオリーブオイルやベビーオイル、ワセリンをたっぷりと付けます。子ども用綿棒は細いため効果が低いことと、硬いため腸を傷つける可能性があります。滑りを良くして、綿棒を2㎝くらい入れてください。この時綿棒を入れすぎると腸を傷つけてしまう可能性があります。ゆっくり円を描くようにゆっくり回してください。おならや排便があったら、綿棒をゆっくり抜いてください。


③ 病院に行った方が良いタイミング

5日間以上便が出ていない、お腹を痛がっているという場合には病院を受診して、相談してください。

 今回は以上になります。便秘は続くと辛いものです。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。



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