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ST松尾

子どもの視力の発達

1歳になるまでに、子どもがその目で見て、経験することはとてもたくさんあります。そして、目が最も大きな発達を遂げるのは、この最初の1年間ですが、子どもの目の発達はその後も続きます。幼児期の間は 眼筋が強化され、神経接続も増えていくからです。そして、子どもの目は鍛えられ、より効果的に協調して働くようになります。


1歳から3歳までの間は、目、手、身体を協調させることで、ものを拾う、歩く、走り回る、ボールを投げたり取ったりするなどの動作が可能になる時期です。親の目からは、手と目の協調が改善されるなかで、動作がさらに洗練されていくことに気づくでしょう。


就学前(2歳から5歳)の幼児は、熱心に絵を描き、絵や写真をじっと見ます。親は、物語と挿絵を結びつけることで、お子さんの聴覚と視覚の協調を援助します。


○子どもの目の発達を助けるには

世界への関わりと視覚とのつながりを促すために、お子さんと一緒にできる運動やゲームはたくさんあります。


・「I Spy with my little eye」ゲーム(「この部屋の中にある丸くて青いもの」などのヒントを出してそれを探す遊び)


・積み木遊び


・LEGOなどのおもちゃを使った組み立て遊び


・クレヨンやマーカーなどの塗り絵


・パズル


・ボールやお手玉を使ったキャッチボール


・本を読み聞かせながら、ページの絵をよく見て、それが何なのかを当てる遊び


親は、子どもの視覚の発達を助けながら、身体全体や認識力の発達も目指すことになります。運動の協調、読解力、単語と対象物の関連付けは、どの子どもにとっても大切な機能ですし、視覚はそのすべてに影響を及ぼします。


ぜひご家庭での遊びの中で取り入れてみてください。


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