花粉症 舌下免疫療法ついて
- NS諏訪
- 3月25日
- 読了時間: 2分
花粉症の治療というと内服治療が一般的ですが本日は舌下免疫療法について説明したいと思います。
舌下免疫療法はアレルゲン免疫療法の一種です。アレルギー免疫療法は100年以上も前から行われている治療法です。内容はアレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。
治療内容は1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。
初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。また、症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。
いいことばかりに聞こえますがデメリットもあります。舌下免疫療法は、効果を期待するためには治療期間が必要であり、通常は数か月から数年にわたって治療を受ける必要があります。多くは3年から5年程度です。そのため、患者さんにとっては長期にわたる治療負担が発生することがあります。
ただし、個人差があり治療期間は患者の症状や反応によって異なる場合があります。なお、治療期間後は、アレルゲンに対する耐性が維持される期間があるため、定期的なアレルギー検査や医師の診察を受けることが推奨されます。費用は1月2000~4000円程度が相場です(3割負担)。
また以下の疾患をお持ちの方は治療を受けることができません。
・重い気管支喘息の方
・がんや免疫についての病気がある方
・対象のアレルギー(スギ花粉症またはダニ)ではない方
また舌下免疫療法によって、稀にアレルギー症状を悪化させるだけでなく、吐き気、じんましんなどの副作用が起こることがあります。しかし、注射によるアレルゲン免疫療法に比べ、副作用の発生率は低いとされています。内服治療だけでは花粉症の症状を抑えられない方などは舌下免疫療法ご検討いかがでしょうか?

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