以前のブログでは、聞く姿勢を育て、話す準備が整ってからことばの模倣を促そう!と、ことばを育てるポイントについてお話ししましたが、今回は「話しかけてはいけないタイミング」についてお話をしようと思います。
⚫何歳頃?
「子どもの視線の先のものについて言葉で教えてあげる」という事は非常に重要ではありますが、1歳半以上のお子さんは以下の2つの場合の際は話しかけないようにしましょう。
①何かをジーッと観察している時
子ども達は、初めての出来事や初めて見る物に対して静かに観察する時があります。大人から見ると「固まってるの?」と思ってしまうことも多いのですが、実はこの時にも探究反射が働いているのです。
この場合は、話しかけたりせずに「観察時間」をできる限り邪魔しないであげることが大切です。レッスンの取り組みでも初めてのことや経験回数の少ないことについてはトライすることよりも、使う道具や環境などを観察させてあげることが重要です。探究心を育てる大切な過程ですので、笑顔で見守ってあげましょう。
② 何かに集中して遊んでいる時
積み木やブロック、スライム遊び、ままごとや人形でも何でも良いのですが、自分一人で集中して遊んでいる時にはできるだけ邪魔をしないでください。話しかけるのもよ適切な行動とは言えません。場合によっては、独り言を言いながら遊んでいる場合もありますのでその時には内容に耳を傾けることで子どもの発達度を把握する情報源になります。
ことばの育て方のポイントのまとめにはなりますが、見守るべきタイミングと一緒に遊びながら言葉をかけて教えてあげるタイミングの2つがあります。まずは、日々の生活の中で親が言葉を育てる育児を意識していくことが大切かと思います。
わからないことや不安なことも多いかもしれませんが、ご家庭の中で笑顔があふれる時間を過ごせるよう私達もサポート致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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