みなさんこんにちは。どんどん寒くなってきて、今年ももうあと僅かになってしまいましたね。
みなさんは夜足がつって目が覚める経験はありますでしょうか?おさまるのをひたすら待つくらいしか出来ないのは非常に辛いものです。
では、足がつるってどういうことなんでしょうか?
今回は足がつる原因や対策についてお話ししたいと思います。
「つる」とは、基本的には病気ではありません。
ふくらはぎの腓腹筋が異常な緊張をおこし、筋肉が力が入ったままし弛まなくなってしまい、激しい痛みを伴う症状です。
では、どんな時につりやすくなってしまうのか?
運動を長時間続けて疲れていたり、ウォーミングアップが不足していたり、体力が落ちていたりする時、運動不足などの時に起こりやすくなります。
特に高齢者は若い頃と比べ、慢性の運動不足になりやすく、常にふくらはぎの筋肉が緊張した状態にあり、少し足を伸ばしたりふくらはぎを打ったりしただけでも足をつってしまう事があります。睡眠時にも起こる場合が有ります。
なんで、寒くなるとつりやすくなるのか?
ふくらはぎは全身の血行を巡らせる大切な役割を持っています。冷えて、このふくらはぎの筋肉が凝り固まってしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしやすくなります。血行不良は足がつる要因の一つでもあります。
また、真冬の朝方は気温がとても低いので、自分でも気づかないうちに縮こまって寝ていることもあります。
すると筋肉は緊張状態となり筋肉の収縮に必要な栄養素が十分に届きにくくなります。その状態で急に足を動かすと「足がつった!」となってしまうのです。
つまり、寒さで血流が悪くなること、疲労などで筋肉が固まってしまうこと、急に運動することがつりやすくなる原因と考えられます。そのほかにも栄養不足や水分不足もつりやすくなる原因だといわれています。
では、どうしたらいいのか?予防策は?
1.水分をしっかり摂る
寝る時にこむら返りが起こりやすい原因として脱水が考えられています。水分バランスはこむら返りに大きく影響すると考えられているので、普段から水分をよく飲むことが大切です。特に運動後は十分気を付けたほうがよいでしょう。
2.栄養をしっかり摂る
マグネシウムやカルシウム・カリウムといったミネラルの補給はこむら返りの予防に有効といわれています。
3.就寝前の一杯の常温のスポーツドリンク
人は睡眠中も発汗します。就寝前にスポーツドリンクなどを飲んで水分と栄養分を補給しましょう。ただし、水分は必要ですが、飲みすぎると逆にカラダを冷やしむくみや足のつりにつながります。できるだけ常温か温かいものを一口ずつゆっくり飲むようにしましょう。
とにかく温めて、水分と栄養分を補給することが大事です。
4.適度な運動、ストレッチ
足首を奥へ倒したり手前に曲げたりと数回ゆっくり繰り返します。寝ながらできるので寝る前におすすめです。
足がつってしまったら?
ほとんどの場合は一過性であることが多いのでストレッチやマッサージで筋肉を緩めると楽になることが多いです。
ふくらはぎの場合、膝を伸ばして足の指先に手を掛け、ゆっくりと手前に引き寄せるとふくらはぎの筋肉が伸びてくると思います。
いかがでしたか?
今回は足がつることについてお話しさせていただきました。
みなさまも寒さには気をつけて過ごしてくださいね。
本日はありがとうございました。
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