☆離乳食について☆ ~中期編~
- NS川上
- 2021年10月14日
- 読了時間: 3分
☆離乳食について☆ ~中期編~
今回は離乳食中期についてお話していきたいと思います。
初期でなめらかにすりつぶした食べ物を飲み込むのに慣れたら、つぶつぶが少し残るくらいのものを舌と上あごでつぶして食べる練習をしましょう。
この頃になると活発に動くようになり、お座りも上手になります。歯は上下前歯が2本ずつ生えてきます。食事への興味もさらにでてくるので、いろんな味、舌ざわりを楽しめるように食品の種類も増やしていきましょう。
〇離乳食の進め方〇
*離乳食中期(もぐもぐ期):生後7-8ヶ月頃*
1日2回食なります。時間を決めたらできるだけその時間であげるようにした方が、リズムがつきやすくなります。時間の決まりはないので午前、午後に1回家庭の生活リズムに合わせて時間を設定していただいて良いですが、赤ちゃんの胃腸に負担をかけないためにも、
1回目と2回目の間隔は4時間以上空け、寝る前は避けていただき、遅くても2回目が
18-19時頃になるようにしましょう。初めての食材をあげるときはアレルギーが起きた時にすぐに受診ができるように午前中に与えるようにしましょう。
離乳食の前に授乳をすると、お腹がいっぱいになり食べないこともあるので、できるだけ授乳は離乳食のあとに。1日2回になり食べる量も増えますが、この時期はまだミルクも必要なので赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。
♪1回量♪
穀類(お粥、麺類、パン等):50‐80g *お粥は7‐5分粥くらいで*
野菜・果物:20-30g
タンパク質:魚・肉10-15g、または豆腐や卵30-40g、または乳製品50-70g
♪スケジュール♪
6時:授乳
10時:離乳食+授乳
14時:授乳
18時:離乳食+授乳
22時:授乳

☆1週目のメニュー例:
午前 しらす粥+ブロッコリーとかぶのとろとろ煮
午後 キャベツとコーンの煮込みうどん+納豆とトマトのごま和え
まだ食べられる食材に限りがあるので、野菜の組み合わせや、メニューに変化をつける等
赤ちゃんが飽きないような工夫をしていきましょう。
2回食を始めて1週間経過したら、新しい食材を増やしていきましょう。
☆3週目のメニュー例
午前 鮭とさつまいものお粥+枝豆とにんじんの茶わん蒸し
午後 かぼちゃとバナナのパン粥+鶏肉となすのとろとろ煮
3週目ごろからお肉類も取り入れていきましょう。さらにいろんな食材を増やして
味や食感に変化をつけていきましょう。
4週目からはさらにお肉を使った離乳食を増やしていきましょう。
お魚も白身だけではなく赤身のものも使えるようになるのでいろんな味、
食材でバリエーションを増やしていきましょう。
様々な食材、味に触れることで好き嫌いをなくしていくことにもつながります。
中期になると新たに食べられるものも増えていきますが、毎日メニューを考えて作るとなると忙しいママ、パパにとっては大変ですので作り置きをして冷凍をしたり、ベビーフードなども活用したりしながら楽しみながら行えると良いと思います♪
アプリでも、食材を入れるとメニューを考えてくれるものもあるのでそういうものもぜひ活用してみてください。次回は後期についてお伝えしていきます。
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