子どもが高いところに登りたがるのには
・眺めがいい
・高い場所という感覚(前庭感覚)が入る
・登る行為に手足から感覚(固有感覚)が入るのような理由があります。
このような行動を辞めさせるには、禁止するのではなく、別に子どもの欲求を満してあげる必要があります。
例えば、タンスに登ってはいけないが、ジャングルジムは登っても良いと教えてあげるといいでしょう。
禁止マークなどをつけて目で見て分かるように伝えてみるとより理解できそうですね。
そして、安全な登っても良い台や固定遊具の提供、「たかいたかい」「ひこうきブンブン」など動きのある遊びで関わってあげることで、子どもの欲求を満たしてあげることが大切です。
また、このような子どもたちの中には、高さを感じにくいために高い場所を平気で動き回る子どももいます。このような子どもの場合、例えばベランダの手すりなど、危険な場所の判断を感覚的に感じ取ることが難しいので、安全な環境でダイナミックに遊ぶことを保証しながらも、登ると危険なものや登ってはいけないものと、登っても良いもの(遊具など)を特に丁寧に繰り返し教えてあげる必要があります。
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